猫には常にきれいな水を与えよう

キャットフードと同等に、猫にとって水は必要不可欠のものです。猫の水飲みについて考えてみたいと思います。

猫の6大栄養素とは?
猫の5大栄養素は タンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラルです。
これに水を加えて6大栄養素となります。水は生命の維持に不可欠なものです。

キャットフード選びに長い時間をかけて慎重に検討されているひとは多いでしょう。では、水についてはどうですか?

キャットフードは、総合栄養食タイプがベストであり、ウェットよりもドライフードが栄養管理しやすく費用対効果の面からも望ましいです。

ドライフードの水分含有量は約10%です。

ウェットフードは、水分を多く含んでいますが、それでも新鮮な水は猫が欲する時にいつでも飲めるようにしておく必要があります。

水分摂取量が少ないと血液や尿が濃縮されて、膀胱結石や膀胱炎などの尿路系の病気にかかる恐れが生じてきます。

ドライフードを主体にしている場合はよりいっそう水飲みについて考えておかなければなりませんね。
その水はどこから?

ふだん食中毒を心配するのなら、キャットフードのことだけ考えているようではいけません。
水も腐る(悪くなる)のですから、そのような細菌が増殖した水を飲ませないように注意する必要があります。

猫に与える水については「日本の水道水は安全で信用していいから水道水で大丈夫」という方も多いかと思います。

その考え方は、正しいです。

水道水には、有害な大腸菌などの細菌の殺菌のために塩素(カルキ)が入っていますが、飲み続けても健康に害が出るほどの量ではありません。また、飲料水に添加されている保存料などに比較すれば体外への排出が早いのです。

しかし、注意しなければならない点があります。

水道水を容器に入れたまま放置したり、1度沸騰させたのち放置しておくと、塩素は飛んでしまっているので細菌は確実に繁殖していきます。つまり、「水が腐る」状態へと向かっているわけです。

水は一度沸騰させれば大丈夫なの?

沸騰させても、温度が下がれば細菌は増えるのですから、一度沸かしたらそれで良いというわけではありません。

電気ポットの製造メーカーでも、ふたの開閉で雑菌が入りやすくなるので、ポットの中の水はなるべく早く使い切るように、とか、ポットの中の水を1日ごとに取り換えましょう、とすすめています。

細菌が増殖した状態の水を更に沸騰させて飲むことは、細菌の死骸を飲んでいるわけですから、考えると気持ちの良いものではありませんね。
猫の飲み水は水道水を取り換えて使おう
猫の飲み水に水道水はまったく問題ないですが、日に2回は水道から汲んだ新鮮な水を与えてあげましょう。

水道水が心配だということでミネラルウォーターを使う人も増えました。

農林水産省による「ミネラルウォーターの品質表示のガイドライン」では日本のミネラルウォーターを定義し、その全てに殺菌処理を義務づけています。

我が家でよく購入するペットボトルには「ナチュラルミネラルウォーター」「保存料なし」と表示されています。
殺菌処理はされているが、容器に移して置いておくと、保存料がないだけに細菌の繁殖もはやいのです。

ペットボトルから飲んでいると、唾液中の細菌が混入して、ボトル内の水は腐敗していきます。
一旦キャップを開けたミネラルウォーターは冷蔵庫保存するのが良いのですが、それでも今蛇口から出てきた水道水の方が安全な状態なのかもしれません。
水の容器の置き場所は?

水道水であれミネラルウォーターであれ、その容器はどこに置いていますか?

水の容器の置き場所を検討してみよう

ボトルタイプの容器でなければ、ゴミやほこりが入り込みやすい場所に置くのは避けた方が良いですね。

また、お風呂などの水回りは湿気が多く、カビが侵入しやすいので、避けるべきです。
容器をひっくり返されて部屋が水浸しになるのが嫌だからとか、水道の近くが便利だからといって湿気の多い場所を水飲み場とするのはやめましょう。

もちろん、食事場所には必ず置いておきましょう。猫の必要栄養素は6種。水も同時に摂取できるのがベストです。

他にも、猫のお気に入りの場所、ケージなど、複数個所に水を用意しておくようにするのが良いです。

「のどかわいた」「水持ってきて」と言えない猫には、水は欲しい時に飲める、その環境が必要です。猫は水を我慢する動物でもあります。体が欲しているのに我慢している、という状況にならないように気を付けてあげましょう。

水の容器を置く高さは?

ほとんどのおうちでは「床置き」ではないでしょうか? ノズル付きボトルならば猫の体高に合わせた位置に取り付けているはずです。

体高にあわせるほどではないにしても、土台を用意し、容器の位置が床から15cm程度
高くなっていれば、猫にとっては大変飲みやすくなります。楽な姿勢で飲めるということです。これにはむせなくてすむ、という利点があるのです。

床置きしている場合、しゃがみ込み姿勢で水を飲むことになり、容器内に嘔吐物を入れてしますこともあります。

きれいな水を飲んでもらうために、容器の位置についても検討していただきたいですね。

まとめ

猫の健康を保つためには新鮮な水がいつでも飲めるという環境が欠かせません。
これはキャットフード選びと同様に大切なことです。
水は水道水で問題はありません。朝晩、入れ替えるように習慣づけましょう。
また、水の容器の置き場所や高さにも配慮して、常にきれいな水が飲めるよう工夫してください。

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